すごろくや

ボードゲームとフィンガーフード

執筆:松浦沙織

「作ってみた展でブログ記事を書きませんか?」

と、言われて引き受けてみたものの、残念ながらゲームを遊んでいる時間が社内一少ない私は、まともにゲームの話を書ける自信がありません。
ゲームに関する素敵なお話は、他のスタッフにおまかせいたしまして、私からはゲームを遊ぶ環境にまつわるお話をさせていただきたいと思います。

突然ですが、ボードゲームって真剣に遊べば遊ぶほどお腹が空きませんか?

コロナ禍以前は、ゲーム会をしていた方も多くいらっしゃると思います。
ご家族やお友達、はたまた今日知りあった方とまで、時間を忘れて一日ゲームに没頭していたなんてこともあるのではないでしょうか。
すごろくやでも、お弁当やサンドイッチ、お菓子を用意して社内ゲーム会を行っておりました。
ゲームに夢中になるあまり、食事時間が満足に取れず、気がつくと一日お菓子を食べて過ごしていた経験が私にもあります。

そこで、おすすめしたいのが『フィンガーフード』

フィンガーフードとは、手で気軽につまめるお料理を指します。
事前に用意ができて、冷めても美味しく、パッとつまめる為手も汚れにくい。そんな、ゲーム会にぴったりのお料理です。
今回は、お手軽に用意できるものを3品をご紹介いたします!

サンドイッチ

ゲームにまつわる食品として最も有名ではないでしょうか。サンドイッチ伯爵の逸話は諸説ありますが、実際何かをしながらでも食べやすいメニューです。パンで挟むだけでは具が溢れる心配もありますが、ロール状に巻いてしまえば、より手軽に、ゲーム中でも簡単食べれます。野菜やハム、たまごといった塩っぱい具材から、ジャムやピーナッツバター、フルーツと生クリームなど甘い具材まで、変幻自在に楽しめるお手軽フードです。

手まり寿司

日本を代表するフィンガーフード『お寿司』。その中でも小ぶりで、その名のごとく毬に見立てた華やかなお寿司が『手まり寿司』です。環境に応じて一部具材を選びますが、錦糸卵や桜でんぶ、ほぐした焼き鮭、うなぎときゅうりなどで作れば、保ち時間も長くなります。きゅっと絞って作るので具材が溢れにくく、持ち歩きにもおすすめです。『枯山水』や『』、『花見小路』などの和風ゲームを遊ぶ際に用意すると、気分も盛り上がります。

ピンチョス

スペイン語で爪楊枝や串などを指す言葉で、小さく切ったパンの上に、一口サイズの具材を乗せ、串や楊枝で留めた料理です。コースの前菜や、立食パーティーで見かけることが多く、すこしフォーマルな印象があるかもしれません。しかし、難しいルールはありませんので、お好きな具材を串に刺せば簡単にできあがり、つまみやすいメニューです。こちらも具材は選ばず、パンをチーズやお肉、野菜にすれば炭水化物を控えることもでき、夜が更けてから遊ぶ際にも罪悪感なく食べれます。

脳は人間の中で一番エネルギーを使う箇所とも言われています。
糖分補給の観点から考えれば、ラムネや飴、お菓子類の方が適しているかもしれませんが、ゲームの面白さは環境によっても印象が左右されます。
楽しいゲームに加え、その日遊ぶゲームの国やモチーフにまつわる食べ物を用意して、より素敵なゲーム時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人:さおり

2015年入社。店舗担当スタッフ。人生で衝撃を受けたゲームは「呪いのミイラ」で、大人になって一番遊んだかもしれないボードゲーム。「前職場で取り合って遊びました。ギミックが楽しくて、マグネット が重なるときの音で異常にテンションが上っていたのを覚えています」とのこと。生きがいはハンドクラフトとげっ歯類。