運命を感じ手札の1枚を交換するゲームクク21


- 企画・制作:
- 丸田 康司
- イラスト・アートワーク:
- 中沢 しのぶ
- 監修:
- 草場 純
『クク21』は、欧州由来の古典ゲーム『クク / カンビオ』を元に、格段に遊びやすくしつつ独自の要素を加えた、たった1枚のカードを、運命を感じ取って交換する/しないを選択し、チップを稼ぐゲームです。

ゲーム内容
1から21までの番号が書かれた、大きくて綺麗なイラストカードが、各自にたった1枚ずつランダムに配られます。
あとでせーの!で見せあったとき、全員の中でいちばん小さい番号カードを持っている人がアウトとなり、チップを支払わされたり、脱落させられたりするので、そうならないように、各自、1回だけめぐってくる交換チャンスを活かして、自分のカード番号が「小さそう」と思ったら、「交換してください!」と次の人と強制交換をしていきます。
全員に1回ずつ交換チャンスが回ったら、いよいよカードの見せ合いです。このとき一番小さな番号カードを持っている人はアウトとなり、ラウンド数に応じてチップを支払ったり、脱落させられたりします。
これを生き残った人が最後の1人になるまで繰り返し、その1人がそれまでにたまったチップを総取りします。
ここまでが1巡です。この〈チップ総取り〉までをさらに何度も繰り返し、誰か1人の手持ちチップが0になったとき、一番稼いでいる人が優勝です。
カードの交換
小さな番号の「弱い」カードは、交換を介して次々に人から人へと流れていきます。せっかく配られたときには大きな番号をもらっても、流れてきた小さな番号と交換されてしまうかもしれません。
また、小さな番号を手放したいのはやまやまですが、もっと弱いカードを持っている人がまだいる可能性があるなら、安易な交換は考えものです。交換する人の顔色もうかがっていきましょう。
カード効能
さらに、カードの中には「スルー」「受け取ったら即アウト」「交換を拒否」などの効能があり、これらが発揮されると、その連鎖によって奇跡のように思える予想外のドラマが生まれます。

大きい番号を持っているに違いないと交換を申し込んだ相手が持っていたカードが「受け取ったら即アウト」のカードだったりして、思わぬ落とし穴にハマってしまうこともあるでしょう。
交換してみるまで相手のカードが安全なのか危険なのかわからないドキドキが味わえます。
★ここがおすすめ
カードを1枚交換するか/しないかだけの簡単なルールを説明するだけで、カードに書かれた効能が絡み合い、緊張から生じる予想外の展開に爆笑の渦が巻き起こる、子供から大人まで手軽に楽しめる超おすすめのゲームです。
イラストレーター・中沢しのぶさんのたいへん美しいアートワークにより、タロット風の美しい絵柄と効能がマッチし、「運命を感じ取るゲーム」に相応わしい豪華なコンポーネントができました。
ククカードの歴史
元となった古典ゲーム『クク / カンビオ』の発祥は500年前のフランス、というのが現在の定説のようです。
ククの本来の意味は郭公(かっこう)で、自分の卵を他の鳥に押し付ける「托卵」という習性が、このゲームの「交換で押し付ける」内容と合っていたからこの名前で呼ばれるようになったと考えられています。
しかしすでに発祥地フランスにはククは残っておらず、名前や姿を変えてヨーロッパ全土に広く薄く伝わったものがわずかに伝承として残っているだけでした。そんなククを、ここ日本で復活させて独自のアレンジを施し、広めたのが、ゲーム研究家の草場 純さんです。
この『クク21』は、その日本版のククを改編、カードに効能テキストを含めるなど、格段に遊びやすくし、新しい効能を加えた、21世紀にまたひとつ生まれた新しい「クク」なのです。
クク21用コインセット
第四版から金銀色の豪華なコインが96枚(1点:60枚+5点:36枚)付属しています。1点コインには猫が、5点コインには女神がレリーフとしてあしらわれ、ゲームの雰囲気をさらに盛り上げてくれるデザインになっています。また、チャリンと鳴る適度な重量感と大きさを持ち、濡れるような場所でも平気な22mmサイズのプラスチック製です。
このコインセットは単体で別売りもしています。

フォローアップ通知対象品
「フォローアップ通知」にぜひご登録ください。この商品のタイトルキーワードをフォロー(自分用に選択)しておくと、この商品に追加情報があったときにだけピンポイントで続報をお知らせする、たいへん便利な通知サービスです。
製品情報
- メーカー :
- すごろくや(日本)
- 初版発行年 :
- 2011年
- 販売元 :
- すごろくや(日本)
- 箱サイズ :
- 117 × 162 × 27mm
- 内容物 :
- カード 56枚, 1点チップ 60枚, 5点チップ 36枚, 布袋 1枚, 説明書
- 説明書言語 :
- 日本語
- 製造国 :
- 日本
- JANコード :
- 4571345800069
- 定価 :
- 2970円(税込)
(旧Twitter)の声
脱出後にそのままみんなでカードゲーム大会をやったんですが、「クク21」というゲームがかなりおもしろかったです。単純なルールなのに奥が深く、不思議とドラマチックな展開になってすごく楽しかった。おすすめです。
— マツバラ (@matsubaramakoto) December 23, 2011
僕が昨日すごろくやで買ったCucco21(クク21)というゲームも10人ほどで遊びましたが、これがまあ面白いこと面白いこと。ちょっと遊んだだけで、極めて単純なのにあまりによく構成されていて複雑な心理戦が生まれるのにみんな唸っていました。本当にいい買い物をしたと思いました。
— 田下 広夢@金曜夜はゲームルーム (@TaoriHiromu) May 25, 2012
「クク21」は結構面白かったなー。スピード感もあってゲーム感も強くて。もっと難しいものかと思ってたけど、初心者でもすんなり入っていけるよう工夫されてるあたりは流石。また今度やってみたいなー。http://t.co/aswsy5Xj #すごろくや
— キズナ (@Weisser_Bart) March 18, 2012
クク21は普通のククに比べてかなり遊びやすくなってた。カードがでかくなって見やすいし、効果書いてあるから初めてやる人もわかりやすい。
— スギ (@suginaoki) September 10, 2012
クク21
— Pecora (@peconopapa) October 12, 2013
ルール読んでも、おもしろいとは思わなんだ
やった後も、ルールだけ考えて おもしろいと思えない。でも、とてもおもしろい。
ふしぎ
考えた人は、ほんとすごい
やっぱりクク21の評判良かったなぁ あれは説明もシンプルで初プレイの人でも1回やると読み合いと撃ち合いの要素がしっかりと深化していくので良さ。プレイ人数の幅が広くて融通が利くのも良いですね。
— 現地解散濃縮還元ハッチポッチ写メール茶I LOVE YOU…(要出典) (@rakudachanbeam) February 22, 2015
クク21のチップの出来の良さに驚き。
— tks (@h2h516) July 17, 2015
グランペール版は既に持っていたけど、チップ目当てに買って本当に良かった。
アートワークといいこのチップといい、遊んだ人を面白かっただけでは終わらせない仕掛け。いいね、ニヤついちゃう。 pic.twitter.com/uzTy7wGe0P
『クク21』に入っているコイン袋がよくできてる。ボードゲームって小物袋を別に用意しないといけないことがあるけど、これは最初からついているので便利。 pic.twitter.com/JnyLp1sZe7
— サンドバッグ (@sandbaq) September 2, 2015
週末のボドゲ クク21
— 鹿さん (@shika_bg) October 16, 2017
カードの強さを比べるゲーム。出番が来てすることは、カードを隣と交換するか、しないのか。これだけ。なのに悩ましいんだよ!!一部のカードの能力で他人を殺したり、にゃーと鳴いたり。単純ながら奥深いゲームでした。 pic.twitter.com/vbeqPM5jxn
クク21(Cucco21)でも遊びました!カードをどんどん交換して数字の低いカードを持っていたら負けという比較的わかりやすくて単純なルールなのですが、カードの効果もあいまって気軽に「交換しよう」と言い辛いところが面白かったです!
— ジョイアブル (@joyjoyjoy0228) July 13, 2019
あと「汝滅びよ」って言えるのがサイコー pic.twitter.com/Dpb4pdOxU2
8年前に初めて高円寺すごろくやさんで購入してから何度も何度も遊んでる。
— は る す け (@zasshokupanda) July 25, 2020
色んなゲームを知った今でも大好きな思い入れのあるゲーム。
シンプルな数字勝負で運ゲーマックスなんだけど本当に好き。
ババ抜きの代わりくらいの重さが旅先とかでちょうど良い。これから先も活躍してね。
「クク21」 pic.twitter.com/aOmockG3xy
ボードゲーム会で遊んだゲーム紹介① いろんなメンバーで何度か遊んだ結果「クク21」のポテンシャルの高さを感じています。最初、ルールを読むだけでは「本当に盛り上がるのか」といまいち想像ができなくて半信半疑で購入しましたが、今や6人以上なら最初にみんなでやりたい鉄板ゲームになりました。 pic.twitter.com/wpFBRUUI9Z
— おおの (@oonoke3) March 10, 2022