記憶像の配置問答で主人格を特定するカードゲームダニー
- 作者:
- Phil Vizcarro
- イラスト:
- Antoine Baillargeau
『ダニー』は、各自、多重人格に苦しむダニーの頭の中に住むそれぞれの副人格となり、交代で抽象記憶像カードを何枚か自由に組み合わせてお題を当ててもらう「明確には分からない問答」を繰り返しながら、1人だけ不正解への誘導を目論む主人格ダニーが誰なのかを特定する、狂気と正気がせめぎ合うカードゲームです。
単体で遊ぶことはもちろん、映画をテーマにした『ダニー:映画を想う』と合わせて遊ぶこともできます。
ゲームの流れ
全員に役割を決める人格カードを1枚ずつ裏向きで配り、自分だけこっそり確認することで〈ダニー〉1人とそれ以外の〈副人格〉の役割に分かれます。
自分以外の誰がどの役割なのかわからない中で、1人が出題者、その他が回答者として、言葉当てを繰り返していきます。この言葉当てで、〈ダニー〉は不正解を目指し、他の〈副人格〉たちは〈ダニー〉が誰なのかを探りながら、正解を目指します。先に言葉当てを6回成功させるか、3回失敗してしまった後、〈ダニー〉が誰なのか多数決で当てることができれ〈副人格〉たちの勝ち、3回失敗させつつ自分が〈ダニー〉であることを隠し通せれば、〈ダニー〉の一人勝ちです。
疑心暗鬼な言葉当て
1人の出題者がみんなに公開された5つの言葉のうち、正解の1つを確認し、その言葉を不思議なイラストが描かれた記憶カードの組み合わせや配置で机の上に表現します。
それを見て、出題者以外のみんなで相談をしながら正解の言葉を予想しようとしますが、みんなの意見の中には不正解へ誘導したい〈ダニー〉の意見が潜んでいるかもしれません。出題者が〈ダニー〉だったなら、あえて勘違いしてしまいそうな配置にしているのかもしれません。
自分以外の言動に注意して、疑心暗鬼になりながらも、正解の言葉を導くことができるでしょうか?
記憶カード
言葉を表現するためにつかう記憶カードは、主人格であるダニーの記憶が一言では説明できない取り留めのない夢のようなイラストで表現されています。
出題者は、この記憶カードを表向きに使っても、裏向きに使っても構いません。〈副人格〉ならば、仲間に分かってもらえるように、〈ダニー〉ならば、疑われない程度にわかりにくく、お題を表現していきましょう。
★ここがおすすめ
副人格たちが結束して正解を導き出したいものの、曖昧にしか組み合わせられない抽象記憶像の解釈が悩ましいため、誰もが主人格ダニーに思えてしまい、「なにその解釈? 君がダニーでしょ!」「いーや、君のほうが頭がおかしい。ダニーだ!」といった軽妙なやり取りが楽しくて盛り上がる独特のゲームです。 病んだ精神世界を表すような白と黒を基調としたコンポーネントと、夢に出てきそうな大人な記憶像のイラストもポイントです。
手軽に楽しめる大人向けとして超おすすめです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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製品情報
- メーカー :
- GRRRE Games(グーアゲームズ, フランス)
- 初版発行年 :
- 2019年
- 国内版制作 :
- すごろくや(日本)
- 販売元 :
- すごろくや(日本)
- 国内版発行年 :
- 2019年9月
- 箱サイズ :
- 144 × 144 × 53mm
- 内容物 :
- 大型カード(80×120mm) 110枚
- 説明書言語 :
- 日本語
- 製造国 :
- ポーランド
- JANコード :
- 4571345800540
- 定価 :
- 2970円(税込)
(旧Twitter)の声
この前、アナログゲームイベントの「ゲームマーケット」というものに行ってみた。そこで遊んだ「DANY」というカードゲームがすごく面白くて思わず購入。対象年齢16歳以上の心理戦ゲーム。みんなでやりたい。 pic.twitter.com/mlCKC3hRkE
— TAZZRO (@TAZZRObeats) November 27, 2019
ダニー / DANY
— 東のめんま (@KqXBHMu50xXASMR) November 29, 2019
僕の中に何人かのボクがいる…
多重人格の主人格ダニーと副人格達に別れ抽象的かつ脈略のないカードを限られた枚数使い複数のお題から正解を当てる協力&裏切りゲーム
フレーバーを除くとお題を当てる
皆の中に1人邪魔をする人がいます誰?
でもフレーバーのおかげで良い雰囲気に😄 pic.twitter.com/FwtwT91jO7
『DANY』
— フロントフィールド/ゲムマに出たい (@yuskmehr_BG) November 29, 2019
不思議なイラストでお題を表現し、他の人は相談してお題が何かを当てる👤
ただし、お題を当てられたくない「ダニー」が隠れていて、相談タイムは混乱する
コミュニケーションゲームに正体隠匿が合わさるとこうなるのか!! 個性的な発想の人がいると、より混乱して盛り上がる💡 いいゲーム✨ pic.twitter.com/o9IdTm775a
止めてた遊んだシリーズ続き。
— 田邉安彦 (@nyapolon) December 28, 2019
『ダニー』
テーマは多重人格の頭の中…てどういうこと🤔
親が抽象的なお題を伝える為に、これまた抽象的な絵カードを自由に使って伝える。
問題はプレイヤーの中にそれを邪魔するダニーがひとり混じってるってとこ。変わったプレイ感な正体隠匿。結構好き🙃 pic.twitter.com/782ovBDgOp
先日の飲み会にてダニー/DANYをプレイ。7人と大人数の中、酒も相まって混乱状態でした。3回ミスしラストのダニー探しも外れ、誰が犯人かと思いきや、何とボドゲをほとんどしたことがない人!積極的に発言していただけあり、満面の笑みでした。これだからボドゲはやめられない pic.twitter.com/c7lGguQkph
— ぱびらび (@PavilionRabbit) January 3, 2020
DANY
— 太陽皇子。 (@taiyo_prince) January 20, 2020
すごろくやさんの日本語版。色々と尖っているゲームだけれど、遊び始めるとわりと平坦に遊べるのが凄い。面子での振り幅があるのは否めないが、一撃必殺の面白さと不思議な一体感が癖になる。価格も購入しやすい。キッズゲームではないが、すごろくやさんがえらんだ理由も納得できる良作。 pic.twitter.com/2OOPrXxMJn
おもくろや 協力ゲームS
— さば (@_sa_va) January 22, 2020
ダニー。おかしな絵がかかれたカードを組合せて言葉を表現。なかなかバシっと決めらんないね、このグルグルした変な絵、何なんだ、夢見てるような浮遊感と、裏切り者のダニー探し、なんだか楽しい気持ちになってきます。そんなゲーム。徐々に気持ち伝えていきたいです。 pic.twitter.com/um8vq0ncZA
ダニー
— たけひと@ボドゲ購入するだけの人 (@takeh1too) January 26, 2020
正体隠匿ゲーム。多重人格者ダニーの中の別人格とダニーとの戦い!絵を使って言葉を表現するんだけど絵のクセがすごい!
今回はダニーを当てることができて、別人格の勝利!#岡山でボードゲーム pic.twitter.com/PFQvMnso80
イカレボドゲ #DANY やりました✌️
— ソイ (@soy_bdg) February 13, 2020
多重人格のDANYの副人格となる…という設定からグッとくるのですが、抽象記憶像のカードやテーマの組み合わせが半端なく良い。狂っているような華やいでいるような世界観が好きな人はハマりそう。
おフランスのボドゲは珍しい印象🇫🇷
またしたい! pic.twitter.com/fkIDF6JPtx
ボードゲーム『DANY』を買った。
— わりと (@manatuyoriha) February 15, 2020
絵解きと正体隠匿のゲーム。
絵が不気味で奇麗で最高。お題に合わせた絵を作るゲームとしてなら一人でも楽しい。
何より、多重人格者ダニーの副人格で結託して主人格の妨害を阻止し、頭の中でおだやかに暮らそう!というコンセプトがいい。 pic.twitter.com/PXvCeNtEMX
『DANY』
— フロントフィールド/ゲムマに出たい (@yuskmehr_BG) March 2, 2020
今回は多重人格側がすごく優秀で、どんどんお題を当てていく!
1回戦目は多重人格側が圧勝💡
2回戦目はいい勝負だったけど、最後の最後でダニーが逃げ切った! pic.twitter.com/4BYM7Aw6zZ
『DANY』
— まー (@jj_stardrop21) March 21, 2020
私の語彙力ではどんなゲームなのかの説明が出来ないゲーム。(笑)
概念っぽいお題を、限られた抽象的な絵の組み合わせだけで表現しなきゃいけないからめちゃくちゃ頭使う!もちろん同じ絵でも人によって捉え方が全然違うから、他プレイヤーの思考傾向も考えながら推測するのがコツなのかも!? pic.twitter.com/tmRDB5uba0