手探りで盤面把握し同駒列を作るフォーセンシズ
- 作者:
- 山本 光夫
『フォーセンシズ』は、付属のアイマスク装着の「見えない」状態で、盤面を手探りによって把握しつつコマを置いていき、縦/横/斜めの1列で穴の有無や高さを揃えるゲームです。
遊び方
目隠しなど、見えない状態で遊びます。1人ずつ代わりばんこに、盤面の状況を手探りで把握し、ストックからコマを1つ取っては、くぼみのマス目16個のどこかに入れていきます。
コマには〈穴の有無〉や〈段数(1〜2)の違い〉があり、縦/横/斜めの1列で〈穴有りで揃える〉か〈穴無しで揃える〉など、同じ要素を揃えた人が勝ちです。
また、コマは同じマスに重ねて置けるため、すでにある穴の有無を変えたりできます。さらに、この「そのマスが今何段目か」を縦/横/斜めの1列で揃えることでも勝利を狙えます。
こうしてゲームを続けていき、縦/横/斜めの1列で穴の有無や高さを揃えるか、もう1つある特殊な条件を満たした人が勝ちです。
見えていても、悩ましい
目隠しをして、手探りで盤面を把握する難しさも楽しいゲームですが、実は、手探りが前提のゲームではありません。
見えている状態で遊んだとしても、64ほどの条件列要素を気にする必要があるため、気付かずに対処をおろそかにしてしまうことで負けることがあったり、気付かれない周到な〈仕込み〉によって、いつのまにか「どうやっても勝てない」状態に追い込んだりできるような、深い戦略性を発揮できるように作られています。
このため、目隠しをしなくても、ゲーム本来の悩ましさを十分に味わうことができ、視覚障害を持つ方とも対等に楽しむことができます。
★ここがおすすめ
手探りによって頭の中に盤面の状態を反映していきながら、理詰めの攻防を展開しつつ、少しずつ、気付かれなさそうな場所に勝利条件を揃えるための〈仕込み〉をしていく攻略し合いが楽しいゲームです。
盤面の把握に手間取ったり、見えないことで余計に時間がかかってしまうように思われがちですが、実際は、少し前でどう盤面が変わったのかが判れば済むため、毎回の自分の番で盤面すべてを手探りする必要はありません。目隠しをしていても、していなくても、相手の見過ごしをうまく誘ったり、周到な仕込みによる追い込みを仕掛けたり、濃厚な頭脳戦が楽しめます。
短時間で、じっくり楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとしてとてもおすすめのゲームです。
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製品情報
- メーカー :
- Helvetiq(ヘルべティック, スイス)
- 初版発行年 :
- 2017年
- 販売元 :
- すごろくや(日本)
- 国内版発行年 :
- 2020年2月
- 箱サイズ :
- 182 × 240 × 57mm
- 内容物 :
- 木製ボード 1枚, 木製コマ 24個, アイマスク 3枚, 説明書 1冊
- 説明書言語 :
- 日本語
- 製造国 :
- 中国
- JANコード :
- 7640139532367
- 定価 :
- 3520円(税込)
(旧Twitter)の声
先日、東久留米にあるリカバリーカレッジ•ポリフォニーにて「フォーセンシズ」プレイしてきました。
— ひろばCafe 手煎り自家焙煎とボードゲーム (@engeki_hiroba) March 6, 2020
面白い!これはやってみないと、言語では上手く伝えられないし、本当の面白さは分からないと思う(そりゃそうか(笑)
手で遊ぶゲーム
そうだ!4月には「フォーセンシズ会」やろう! pic.twitter.com/kuC194EQyo
目が見えないおばあちゃんとできる!!✨
— 🦒🍌さきこ🍌🦒 (@bloody_sakiko) March 7, 2020
って目をつけてたすごろくやさんのゲーム、手に入れました( ´꒳` )
やってみたら、ビビッと来る、素敵なゲームでした!買ってよかった(✿˘艸˘✿)💜
#フォーセンシズ pic.twitter.com/MQ4SrFp5Aj
フォーセンシズ
— 安藤和宏@放課後等デイサービス 管理者 (@pistation) March 14, 2020
目隠しして
見えない中で並べるのはなかなか難しい
置いたあと、どういう並びだったのかを覚えておくのも大変
でも、見えない世界を体験しながら楽しめる貴重で素敵なゲーム
またやりたい! pic.twitter.com/P5TJRlZMnq
「フォーセンシズ/Four Senses」の感想を書きました。
— makira (@iboardgame23) March 24, 2020
目隠しして触覚のみを頼りに遊ぶ四目並べです。よりクリアに思考プロセスを楽しめる、完全情報ゲームが苦手な人にこそ一度遊んでもらいたいゲームだと思いました。https://t.co/otsIBavC5b
フォーセンシズ。
— フクハナ (ペリオン) (@fukuhanameck) April 20, 2020
最近すごろくやさんが推してるやつ。
クアルトのように、マス目にコマを選んで配置して、条件を揃えて3〜4目並べをするが、なんとアイマスクで目隠しをする。これによってアタマの中で組み立てる、と言う新感覚。面白い。
アイマスクに抵抗あるならボードに布をかぶせてもいいよ pic.twitter.com/CWPA73Sn3X