手札の移動と探索で犯人札を特定するゲーム
犯人は踊る

犯人は踊る:サムネイル
目次
犯人は踊る:箱
対象:8才〜大人
人数:3〜8人用
所要:10分
ルール難度:2.わかりやすい

『犯人は踊る』は、たった1枚の犯人カードが、誰もが「持っていたくない」と嫌われて全員の手札から手札へと秘密裏に巡っていく中で、所在を推理して最後の持ち主を当てるカードゲームです。

ゲームの流れ

事件が起きました。犯人は今日この場所に集まった、私たちの中にいます。

バラバラに配られた全員の手札の中に、たった1枚だけ〈犯人〉カードがあります。この〈犯人〉を持っている人を当てられれば勝ち、当てられてしまうと負けです。

展示画像

1人ずつ代わりばんこに、手札から1枚くり出しては、その効能を使っていきます。例えば〈目撃者〉は、誰かの手札をすべて見られます。また〈探偵〉を使えば、「きみが犯人だ!」と1人を告発できます。

犯人を持っていることを見られたり、当てられて負けてしまうのは嫌なので、〈取り引き〉や〈情報交換〉などで左隣や任意の誰かに渡してしまいましょう。渡したその人が犯人なのですから、自分が当てられるチャンスです。

でも、同じように、人の手へ、また人の手へと、どんどん渡っていきます。「こうきて、ああきて、今はあそこにあるはずだ…」と、よく見て所在を推理しましょう。

いろいろなカードを上手に使おう

〈探偵〉が手に入れば「きみが犯人だ!」と当てにいけます。

しかし、確信があったにもかかわらず、相手の回答は「違います」だったりします。なぜでしょうか?

〈アリバイ〉カードを併せて持っているからかもしれません。もしかしたら、少し前に二者間で渡されたのは〈犯人〉ではなかったのかもしれません。

カード見本

実は〈犯人〉カードでも勝つことができます。

手札を使うたびに、各自の手札枚数は次第に減っていきます。最後の手札1枚が〈犯人〉だったとき、自分の番で逃げ切りが成立します。

枚数が限られた〈探偵〉は、確信をもって使わなければ〈犯人〉を逃がしてしまうかもしれないのです。

こうしてゲームを続けていき、〈犯人〉を当てたらその人の勝ちで〈犯人〉の負け、〈犯人〉が逃げ切ったらその人の勝ちで他全員の負けです。

★ここがおすすめ

みんなでわいわいカードを渡しながら、「なるほどなるほど、むふふふ」「えー、またこのカードかぁー」などと情報を集めていき、〈犯人〉を持っているのを当てられてしまうドキドキや、予想外のハプニングで貴重な手札が巡るドラマが盛り上がる、子供から大人まで手軽に遊べる超おすすめのゲームです。

ゲーム内容に合った、ゆるくて可愛いイラストも魅力です。

2014年 第二版

2014年春の改訂版では、次のような変更点があります。

2015年 第三版

2015年秋の改訂版では、次のような変更点があります。

2023年新パッケージ版

2023年2月ごろからは新パッケージ版のものが流通しています。カードデザインや説明書に改訂はありません。

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製品情報

メーカー :
すごろくや(日本)
初版発行年 :
2013年
販売元 :
すごろくや(日本)
国内版発行年 :
2015年11月
箱サイズ :
78 × 106 × 19mm
内容物 :
カード 32枚, 予備の空欄カード 2枚, 説明書 1部
説明書言語 :
日本語
製造国 :
日本
JANコード :
4571345800175
定価 :
1540円(税込)