小道具で手のひらを刺激し情景を伝えるゲーム思い出を手にのせて
- 作者:
- Timothée Decroix
- イラスト:
- Pauline Détraz
Gaël Lannurien
Sabrina Miramon
Umeshu Lovers スタジオ
『思い出を手にのせて』は、2〜4組のチームに分かれ、それぞれのチーム内で目をつぶった1人の手のひらに、布や棒などの小道具を配置したり動かしたりして触感を刺激し、お題の情景の伝達度合いを競い合うゲームです。
物語
ある日、子供の頃から冒険が大好きだったおじいさんの思い出が詰まった小さな箱を孫たちが見つけました。
「懐かしい写真をこの箱の中のもので再現して、おじいさんに思い出してもらおう!」
目をつぶったおじいさんの手のひらの上で、孫たちは思い出のシーンを再現します。手のひらの感触を頼りに、おじいさんは思い出をよみがえらせることができるでしょうか?
ゲーム内容
2〜4組のチームに分かれ、1チームが主役チームとして思い出の伝達に挑戦します。
主役チームのうち1人が思い出を当てるおじいさん役として、目を閉じ、手のひらを差し出します。
孫役は、布や紐、棒、コインといった小道具をいくつでも自由に使って、秘密裏に確認した思い出の絵の情景を手のひらの〈感触〉だけで伝えます。
布で手のひらをなでたり、棒でつついたり、小さいキューブを少し高いところから手のひらに落としてみたり、柔軟な発想で情景を伝えましょう。
2回分の情景を伝え終わったら、ライバルチームが間違いを誘うために選んだ嘘のカードを正解のカードに混ぜて、表向きにならべます。
おじいさんは目を開けて、孫役が再現したと思うカードを2枚、正しい順番で選ばなければなりません。
「1枚目はこれで、2枚目はこれ」とおじいさんが宣言をしたら、孫役が答えを発表。主役チームは正しく当てられたカード1枚につきロケットチップを1枚受け取り、それ以外のチームは自分たちが追加した思い出カードが選ばれたらチップがもらえます。
これを、主役チームを入れ替えて繰り返し、全てのチームが2回ずつ主役チームを担当したら、ロケットチップを一番多く集めていたチームの勝ちで、ゲームは終わりです。
おじいさんの思い出
思い出カードには、右下に1から100の番号がふられていて、番号順に並べると1人の人生の物語として時系列でみられます。
誕生から、子供の頃の思い出、出会い、別れ、嬉しい出来事や、びっくりするような出来事も、イラストに込められた波乱万丈の物語を読み解いてみるのもよいでしょう。
エキスパートモード
ゲームに慣れてきたら、思い出の伝達をする前に〈しばり〉カードを引いてそれに従うことでより歯応えのあるエキスパートモードで遊べます。
手のひらの指の上しか使ってはいけない、特定の小道具を使わねばならない、手のひらを90度にたてた状態で伝達をする、といった制約に従いつつ、思い出を正しく伝えることができるでしょうか?
★ここがおすすめ
いろいろな小道具を使って、触覚という曖昧なものを頼りにどうにか意図を伝えようとするすれ違いや奮闘が面白いゲームです。
孫役が一生懸命伝えようとしている様子を周囲から見るのも面白く、参加している全員が思わず笑い出してしまうことでしょう。
気軽に遊べる小学校高学年から大人向けとしてとてもおすすめのゲームです。
ゲームの魅力がよくわかるクリップ実況解説
実際に遊んでいる様子を見ながら、実況解説のように、ゲームの流れや魅力ポイントをじっくりわかりやすく解説する動画です。
ゲームのルールだけではなく、遊んでいる雰囲気もわかるようになっています。ぜひ、ご覧ください!
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製品情報
- メーカー :
- La boite de jeu(フランス)
- 初版発行年 :
- 2020年
- 国内版制作 :
- すごろくや(日本)
- 販売元 :
- すごろくや(日本)
- 国内版発行年 :
- 2021年11月
- 箱サイズ :
- 250 × 250 × 50mm
- 内容物 :
- 小物 11種類, 思い出カード 100枚, しばりカード 20枚, ロケットチップ 24枚, 収納袋 1枚
- 説明書言語 :
- 日本語, 英語
- 製造国 :
- 中国
- JANコード :
- 4571345800809
- 定価 :
- 4400円(税込)