船3隻の巡りを鑑みて宝石を競るゲームワイルドバイキング
- 作者:
- Wolfgang Dirscherl
- イラスト:
- Michael Menzel
『ワイルドバイキング』は、循環する船に載せられていく宝石を狙って、色ごとのカード枚数で競り合い、宝石を勝ち取っていくゲームです。
ドイツHABA社から2008年に初版が発売された名作です。永らく絶版状態でしたが、すごろくやの名作ゲーム復刻プロジェクト「HABA名作ゲーム復刻シリーズ」としてよみがえりました。
ゲーム内容
赤・青・黄色、3隻のバイキング船が航海に出掛けています。順番にサイコロを振り、示された色の船に宝石を載せていきましょう。時には、好きな船に載せることもできるので、手札のカードの傾向を考えて、獲得できそうな船に載せます。
サイコロで「村に帰る」マークが示されると、一番村に近い船の宝石を対象とした競り合いが始まります。各自、手持ちのカードの中から、船の色に対応した装備カードを何枚出せるか提示し、いちばん多かった人が宝石を獲得します。
宝石を獲得した人は、提示したカードを捨てなければならず、カードが減ってしまいます。カードの補充は、サイコロで示された場合にのみ全員が1枚ずつ行なうことができるので、それほど当てにすることはできません。
宝石が取られた船は、ふたたび航海に出掛けます。次の船(写真では黄色)が競り合いの対象となります。船はこうして循環するため、宝石の数と先々のことを考えて、競り合いで出すカードを準備しておきましょう。
こうしてゲームを続けていき、補充用の宝石が尽きた時にゲーム終了、もっとも宝石を集めている人の勝ちです。
★ここがおすすめ
手札カードの色分布や船の順番、積まれている宝石の数から、競り合いでの我慢どころや注ぎ込みどころを考えるのが楽しいゲームです。ゲームの手順は非常にシンプルなので、子供たちと一緒に船に積まれていく宝石にワクワクしたりと手軽に楽しく遊べるゲームながら、限られた手札をどう活用していくか、というマネジメントの要素もしっかり詰まっていて、遊びながら「どうしたら上手くできそうか」と戦略を考え始めるきっかけを与えてくれるゲームとしても非常に優れています。
また、コンパクトな箱の中にボード、サイコロ、カード、ガラス製のしっかりと重みのある宝石といった内容物がぎゅっと詰まっているのも嬉しいポイントです。
子供から大人まで幅広い年齢向けとしてとてもおすすめです。
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製品情報
- メーカー :
- すごろくや(日本)
- 初版発行年 :
- 2008年
- 販売元 :
- すごろくや(日本)
- 国内版発行年 :
- 2023年12月
- 箱サイズ :
- 115 × 180 × 35mm
- 内容物 :
- バイキング村ボード 1枚, 船ボード 3枚, 宝石 40個, 装備カード 60枚, サイコロ 1個, 説明書 1部
- 説明書言語 :
- 日本語, 英語
- 製造国 :
- 中国
- JANコード :
- 4571345801059
- 定価 :
- 2200円(税込)