11月22日(土曜)と23日(日曜)の2日間、幕張メッセで開催されるボードゲームイベント「ゲームマーケット2025秋」に出展しました。
ゲームマーケットとは
『ゲームマーケット』は、毎年春と秋に東京で開催されているボードゲーム・カードゲーム愛好家のためのイベントです。
膨大な数の個人・サークルによる自主制作ゲーム販売ブースを中心に、企業やボードゲーム店などのブースが並び、新作&創作ゲームの体験や購入ができる展示会です。
出展概要
すごろくやは、「エリア出展」と呼ばれる大型ブースで、話題作『ヘルパゴス』の展示を実施しました!その名も「協力と裏切りの道具展」。
『ヘルパゴス』は、無人島に漂着した人々が、どうにか島から生還すべく水や食料を集めたり、いかだを作るための木材を集めたりと奮闘するのですが、資源は徐々に枯渇し、ときに力を合わせときに非情に仲間を裏切り、各自がどうにか自分だけは生き延びようと画策する、大爆笑のニセ協力型ゲームです。
そんな『ヘルパゴス』に登場するユニークな道具の数々を、「ほぼ実物」で展示しました。
会場では、ブースの前を通りかかったお客さまが足を止めてくださり、ひとつひとつの道具をのぞき込んだり、写真を撮ったりする姿がたくさん見られました。
すでに遊んだことがある方も、まだ遊んだことのない方も、まるで小さな博物館を巡るように『ヘルパゴス』の世界に浸ってくださっていました。
個性豊かな道具の数々
展示されたアイテムは全40種。数多の無人島サバイバルで活躍したであろう道具たちがカテゴリーごとにずらりと並ぶ展示は壮観です。
「協力」のエリアには、行動回数を増やす「コーヒー」や、貴重な食料となる「サンドイッチ」など。漂流した仲間同士で分け合ったり、いざというときの自分の最後の命綱になったり、助けられた人は多いはず。
「裏切り」のエリアには、きっと多くの人々がこれを巡って争ったに違いない、恐ろしい「銃」と「弾」が……。
無人島生活が長引いて食料や水が枯渇してくると、誰かがおもむろに懐から銃を取り出して……そんな記憶が、『ヘルパゴス』経験者ならあるのではないでしょうか?
フルーツバスケットやまじない人形など、日常では見かけないようなアイテムも勢揃い。力の入った手作りの道具も数多く並べており、『ヘルパゴス』の世界観がブース全体に展開。
「気合い入ってる!」「すごい!」といった声も多く、ブースの制作者一同、思わず胸が熱くなりました。
前日まで細部にこだわって作り込んできた展示物へのこだわりが、しっかりと皆さまに伝わったようで感無量でした。
新発見の拡張も
さらに、11月に発売されたばかりの最新作『ヘルパゴス拡張:島の先客と目覚めし力』の展示も。
この拡張で新たに加わる要素として、個性豊かな漂流者たちがずらり。
さらに、実は道具展にも新しく追加される道具が既に登場していました!
漂流者たちの固有能力を紹介するパネルは、すべて五・七・五のリズムでまとめていました。
短い言葉ですが、なんとなく彼らの個性が伝わったでしょうか?
拡張を手に入れた方は、ぜひカードと見比べて楽しんでみてください!
漂流者たちの記憶
ブースの一角では、これまでに『ヘルパゴス』を遊んだ漂流者たちの思い出の記憶を募るコーナーも。
この道具のおかげで助かった、逆にこれさえなければ……!はたまた、次に無人島に流れ着いたら使ってみたい!そんな道具の数々を、皆さん思い思いに貼り付けていました。
こちらのコーナーは、書き込みもできるようにしていたのですが、さまざまな漂流体験を垣間見られ、『ヘルパゴス』がそれぞれの卓でどれだけドラマチックな時間を生んできたのかが伝わってくるコーナーになりました。
さらにこちらのシールはお持ち帰りもOKにしていたのですが、展示していた実物大のまじない人形がとても可愛かったこともあり、まじない人形のシールが一番人気でした。
拡張の発売でますます楽しさの幅が広がった『ヘルパゴス』。ぜひ遊んでみてくださいね!