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カテゴリー:取り組み

児童厚生員向け研修会で「紙ペンゲーム活用講座」を行ないました。

公開日:2026年5月14日

少し前のことになりますが、2025年9月10日に開催された「令和7年度 児童厚生員等基礎研修会」にて、すごろくや代表の丸田康司が講師を務めました。

「紙ペンゲーム活用講座」というテーマで、紙とペンだけで手軽に遊べるゲームを紹介しつつ、ゲームの司会をするうえでの準備や心得をお話ししました。

その様子をレポートしつつ、いただいた感想などを紹介いたします。

研修会の概要

▲約150名の児童厚生員、放課後児童支援員の方々の前で話す丸田
▲約150名の児童厚生員、放課後児童支援員の方々の前で話す丸田

この研修会は「一般財団法人児童健全育成推進財団」が主催していて、児童館・放課後児童クラブの職員を対象とした基礎研修のひとつです。東京会場のTOC有明では、4日間にわたって開催されました。

講義は大きく理論科目と実技科目に分かれており、「紙ペンゲーム活用講座」は実技科目の「表現活動」に分類。なるほど、たしかにボードゲームは表現活動ですね。

『大人が楽しい 紙ペンゲーム30選』
『大人が楽しい 紙ペンゲーム30選』

今回の講座で使用したのは、すごろくやの書籍『大人が楽しい 紙ペンゲーム30選』に掲載している、紙とペンだけで楽しめる手軽なゲーム。活用法をお伝えする前に、まずは参加者の皆さんに、3種類の紙ペンゲームを体験してもらいました。

  1. ハイカット・ローカット:各自、思いついた数字を書きます。それがそのまま得点になりますが、いちばん大きい数字といちばん小さい数字を書いた人は得点になりません。それぞれが大きすぎず、小さすぎない数字を狙う心理戦が楽しめる予想ゲームです。
  1. カウントダウン:司会者がカウントダウンをするなかで、他の人とかぶらないように、いちばん小さい数字で挙手した人が勝ち、というゲームで、この講座では数字を紙に書いて行ないました。他の人とかぶったら失格になるため、自分の数字が近づくとドキドキしてしまう、シンプルながら盛り上がるゲームです。
  1. カウント・イン・ザ・ダーク:全員が目を閉じた状態で、「1〜16」までの数字を順に言っていく協力ゲームです。声がかぶってしまったら、はじめからやりなおしになるため、空気をうまく読んで、「16」に到達することを目指します。
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紙とペンさえあれば、ときにはそれらすらもなくても、大人数で楽しめるのが「紙ペンゲーム」の魅力のひとつです。研修会という学びの場でも、会場は大いに盛り上がりを見せました。

講座の内容:ゲーム司会の準備と心得

紙ペンゲームを体験したあとは、いよいよ本題へ。「紙ペンゲーム活用講座:ゲーム司会の準備と心得」と題した講義では、主に以下のような内容をお話ししました。

  1. 適性ゲームの見極め:年齢だけでなく「考えがい」が適切かを見極める
  2. ゲームの献立:簡単なものから段階的に、モチベーションを高める構成
  3. うまく説明する:練習や回答例で、スムーズな理解を促す工夫
  4. 考えがいがあるお題:参加者に合わせたお題作りの重要性

この講座においても、丸田は『大人が楽しい 紙ペンゲーム30選』のなかからいくつか遊んぶことは決めていましたが、実際に遊ぶゲームや、何種類のゲームを体験してもらうのか、それをどの順番で体験してもらうのか、といったことは、参加者のみなさんのお顔をみて、その場で判断しました。

各児童館に集まる子どもたちは、ひとりとして同じではありません。年齢が近くても、興味の向きや集中の仕方、その場の気分によって、遊びへの反応は大きく変わります。だからこそ、「この年齢ならこのゲーム」と決めるだけではなく、その場にいる子どもたちの様子から“今どんな遊びが合っているか”を見極めることが大切になります。

そうした適性をふまえてゲームを選び、届けられるようになれば、子どもにとっても職員にとっても、より無理のない、心地よい時間が生まれることでしょう。

参加者の声

研修後のアンケートには、147名の方から回答をいただきました。

評価の分布グラフ
評価の分布グラフ

講義は「1〜5」で評価され、約90%の方が最高評価の5を選んでくださいました。

感想で言及された要素
感想で言及された要素

参加者の感想から、特に印象に残った学びや気づきをまとめると、上図のような分布になりました。

最も多かったのは「実践したい」という前向きな意欲(71件)、次いで「紙とペンだけで手軽に楽しめる」という発見(68件)、そして「適性の見極めの重要性」への理解(52件)でした。

以下、印象的なコメントをいくつかご紹介いたします。

「紙とペンだけでこんなに盛り上がるのかと思った。カードやアナログゲームで児童館だからこそできる遊びを提供したいと思った」

「適性ゲームを見極めてゲームの司会をするコツを教えていただきました。子どもはどのようなゲームに興味を持ち、深入りしていくのか、可能性がたくさんあることに気づきました」

「今まで対象年齢に合わせて遊ぶことが多かったですが、"考えがい"が適性かどうかを見極めることが大切だとわかりました」

「終始、丸田氏の全て(話のチョイス、声の動き、ゲーム説明の仕方等)が私にとって面白く、90分の講義があっという間に終了してしまいました。もっと先まで聞きたかった」

「"やってフラれてみる"。すごく自信がつきました。先生が言われたこの言葉がすごく心に残りました。児童クラブでも実践していこうと思います」

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多くの方が、実際に児童館や放課後児童クラブで実践したいという前向きな意欲を示してくださいました。わたしたちも、このような講義をやっていくうえでの自信につながった研修会となりました。

すごろくやの取り組み

すごろくやでは、児童館や学童保育の現場でゲームをもっと活かすためのお手伝いをしています。また、職員向けの研修やワークショップなども行なっていますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

これからも、ゲームを通じて、子どもたちがのびのび育つ時間を支えていきたいと考えています。


関連情報

一般財団法人児童健全育成推進財団
https://www.kodomo-next.jp/
株式会社すごろくや
https://sugorokuya.jp/
書籍『大人が楽しい 紙ペンゲーム30選』
https://sugorokuya.jp/p/book-kamipen-games
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